日本におけるキャンプとキャンピングカーについて、知っておきたい基本知識

近年人気を集めているキャンプ。よりキャンプを本格的に楽しみたい人も増え、キャンピングカーの需要も高まっています。

しかし、初めてのキャンプの際はわからないことばかりです。そこで本記事では、日本におけるキャンプとキャンピングカーについて、しておきたい基本知識をお伝えします。

キャンプ場の選び方

キャンプ場を選ぶ際のポイントはどれくらい施設が充実しているかということです。おすすめなのは高規格と呼ばれるキャンプ場。高規格キャンプ場では、お風呂や売店が設置されていることに加えて、管理人が常駐しており備品などをレンタルすることが可能です。そのため、初めてのキャンプであっても不自由なく過ごすことができます。

もちろんキャンプ場の場所は大事ですが、設備が整っているキャンプ場を選んだほうが快適に過ごすことができおすすめです。

キャンピングカーの選び方

まず、キャンピングカーには、専用のシャーシに架装されたキャンピングカーであるフルコンバージョン、キャブ付きのシャーシに架装されたキャンピングカーを指すキャブコンバージョン、ワンボックスカーの内装や屋根などを加工、改造して架装したキャンピングカーであるバンコンバージョンなどがあります。それぞれ収容できる人数や設備などが異なるので、まずはどのタイプのキャンピングカーが自分のスタイルに合っているかを決めましょう。

次に、寝やすさを確認しましょう。キャンピングカーとは寝るための自動車であり、夜に快適に過ごすことができるかが大事です。そのため、キャンピングカーを選ぶ際には就寝スペースが十分にあるかをよく確認することが大切です。

最後に照明・電源・家具などの設備を確認しましょう。キッチンやソファ、ダイニングテーブルがついているものなど、上位モデルのものには多くの設備が備わり、自宅に近い感覚で過ごすことができます。また、ソーラーパネルがついているキャンピングカーもおすすめです。予算と相談しつつ、必要な設備が備わったキャンピングカーを選ぶようにしましょう。

キャンプをする際のマナー

キャンプする際には、他の人に迷惑をかけないよう最低限のルールを守る必要があります。

まず、最も重要なのはごみの処理に関してです。キャンプ時には予想以上のごみが発生し、それを不法投棄してしまっていることが問題となっています。キャンプ場にはそれぞれのルールが設けられいているので、ごみの処理はそれにしっかりと従うようにしましょう。

次に音楽の音量です。キャンプ中はつい楽しくなってしまい、パーティー気分で大音量で音楽を流しがちです。自分の好みの音楽ではない場合、人によっては不愉快に感じることがあります。そのため、音楽の音量には気を付け、周囲に気遣うようにしましょう。

キャンプ場では、それぞれのキャンパーごとに区画サイト、つまり自分の敷地が設けられていることがあります。区画サイトはその人専用の場所となるので、車で横切ったり、徒歩であっても侵入してしまわないように気を付けましょう。